- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

全仏オープン6日目◇ナルバンディアン、フェデラー辛勝

(フランス、パリ)

全仏オープン6日目の金曜日は、男子シングルスの3回戦と、前日から順延となっていた同2回戦などが行われた。

この日3回戦にはトップシードのR・フェデラー(スイス)や第3シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が登場し、多少苦戦しながらも順当に4回戦進出を決めた。

フェデラーは第32シードのN・マス(チリ)を相手に第1、第2セットはわずか55分で連取したが、その後反撃に合い、結局6-1, 6-2, 6-7 (7-4), 7-5でなんとか勝ち抜け、4回戦進出を決めた。
第3セットもフェデラーは6-5とリードし、ここでサーブをキープすれば試合終了という場面でマスが猛反撃を開始し、4ポイント連続で奪うとタイブレークも4-1とリード、その勢いで試合を第4セットに持ち込んだ。しかし第4セットではフェデラーが第12ゲームでマスのサーブをブレークし、接戦に終止符を打った。

フェデラーは1回戦でも多少もたつきがあったが、2回戦ではラッキールーザーのA・ファリャ(コロンビア)と対戦、わずか8ゲームしか落とさない圧勝ぶりだった。しかしマスは2004年アテネオリンピックでシングルス・ダブルス両方の金メダルを獲得、またクレーを得意としており、そう簡単には行かなかったようだ。
フェデラーは「クレーコートが得意なマスに勝てたことは、これからトーナメントを勝ち上がっていく上で自信になったね。」とコメントした。
「非常に調子がよかったし、主導権を握れたことに満足している。」と試合を振り返った。「第3セットで6-5とリードしながらそのセットを取れなかったことは悔やまれるね。そこでサーブをキープできなかったことで勢いを失ってしまって、タイブレークも落としてしまった。第4セットも簡単ではなかった。マスはベースラインから力強いプレーを続けていたからね。でも正直怖くなかったよ。サーブも調子がよかったし、安定したプレーができていたからね。負ける気はしなかった。」と強気な一面も見せた。

これでグランドスラムで8大会連続で4回戦に進んだフェデラーは、次に第20シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。ベルディフは、第13シードのN・キーファー(ドイツ)が手首の故障で棄権を余儀なくされたための勝ち上がり。
ベルディフのフェデラーとの対戦成績はこれまで1勝1敗で、2年前のアテネオリンピックでは2回戦でフェデラーを下し、番狂わせを演じている。

一昨年はベスト4まで進出しているナルバンディアンは、第31シードのD・ツルスノフ(ロシア)に苦戦を強いられ、2-6, 5-7, 6-4, 6-2, 6-4で逆転で振り切って勝ち上がった。
ツルスノフは第3セットの4-4まで持ち込み、大勝利まで後一歩のところだったが、そこでサーブをブレークされると、そのまま流れはナルバンディアンの方へ流れていった。
危うく難を逃れたナルバンディアンは次に、予選勝ち上がりで今大会台風の目となっている同胞のM・バッサロ=アルグエッロ(イタリア)と対戦する。
世界ランキング181位のバッサロ=アルグエッロは、第21シードで地元期待のS・グロージャン(フランス)、そしてR・スロイター(オランダ)を2-6, 6-4, 6-3, 3-6, 6-1で下しての勝ち上がっている。

その他の3回戦では、2004年全仏覇者G・ガウディオ(アルゼンチン)が2003年全仏覇者J・C・フェレーロ(スペイン)と激突、7-5, 7-5, 7-6 (9-7)でガウディオが勝利をものにした。ガウディオは4回戦では、元全仏覇者のC・モーヤ(スペイン)を6-1, 7-5, 6-3で下した第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)と対戦する。昨年の今大会ではベスト4入りしているダビデンコは、この日が25歳の誕生日だった。

その他、第12シードのM・アンチッチ(クロアチア)A・モンタネス(スペイン)を6-1, 6-2, 6-4で一蹴、次は第7シードのT・ロブレド(スペイン)と対戦する。ロブレドはL・ドロウィー(チェコ共和国)を6-1, 6-4, 6-2で圧倒しての勝ち上がっている。

前日の雨により順延されていた2回戦の試合では、まず第2シードのR・ナダル(スペイン)が登場、K・キム(アメリカ)を6-2, 6-1, 6-4のストレートで下し、3回戦進出を決めた。これでクレーコートの連勝を55に伸ばした。
ナダルは、「今日のコートはとっても遅かった。昨日の雨がまだ残っていた。僕はもう少し速いコートが好きだね。」と、雨の影響について語った。
試合ではミスと同じ数の27本のエースを記録、2連覇に向けてまた一歩階段を上がった。3回戦ではP・H・マチュー(フランス)と対戦する。

クレーで圧倒的な強さを見せるナダルであるが、そのことについて尋ねられると、控え目な返答を見せた。「他の選手に比べて格段にうまい、とは思っていないよ。どんな試合でも大変だったり厳しい状況が待ち受けているからね。僕はいつもベストを尽くして、100%の力を出し切るだけさ。明日には負けるかも知れないし、今日かも知れない。」

木曜日から延期となっていた他の2回戦の試合では、第8シードのJ・ブレーク(アメリカ)が注目株N・アルマグロ(スペイン)を6-7 (7-5), 6-2, 6-4, 6-4で下した。

今大会で唯一残っているアメリカ人であるブレークは、木曜日に日没延長となった時点で第1セットを落としていた。第2セットも2-4とリードされたが、そこから49本のエースを記録、見事逆転勝ちを収めた。
ブレークは記者会見で、「今大会で残っている唯一のアメリカ人である、といったようなことはコートでは全く考えないね。でも考えてみると、こういうのはここ何年かはA・ロディック(アメリカ)の役割だったり、A・アガシ(アメリカ)が背負っていたわけだよね。」とコメント。
続けて、「僕たち(アメリカ勢)のクレーコートのプレーも上達してきているし、僕自身もこのコートで以前よりも格段にプレーし易くなっている。」と調子のよさをアピールした。
4回目の全仏で初めて3回戦進出を決めたブレークは、3回戦で10代のG・モンフィス(フランス)と対戦する。
モンフィスについてブレークは、「彼は非常にいい選手だよ。まだ彼とは対戦したことがないけど、彼の才能はすごいし、地元観客も味方についている。楽しみだね。」と率直に語った。

ブレークは順当に勝ち上がれば、準々決勝でナダルと激突する。ブレークはナダルにこれまでのところ2勝0敗とリードしており、昨年の全米オープンでも勝っている。

その他の2回戦では、第15シードのD・フェレール(スペイン)が地元J・シャーディ(フランス)を6-1, 6-4, 3-6, 6-1で、J・モナコ(アルゼンチン)F・ベルダスコ(スペイン)を4-6, 6-4, 6-4, 6-1で下し、それぞれ3回戦進出を決めている。

(2006年6月3日10時15分)
その他のニュース

5月9日

元世界9位「もう終わり」別れ告げる (9時41分)

大坂なおみ「不戦勝だと思っていた」 (8時28分)

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

5月7日

【1ポイント速報】西岡良仁vsラヨビッチ  (23時00分)

坂詰姫野ら 日本勢12名が初戦突破 (22時56分)

元世界9位フォニーニ 引退示唆 (21時55分)

大坂なおみ 快勝で初戦突破 (19時29分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエラーニ (18時00分)

「史上最悪の世界2位みたいに…」 (17時13分)

報道を否定「私は出場する」 (15時51分)

元世界2位 待望の出産後初白星 (10時02分)

5月6日

20歳 苦手クレーで初優勝 (20時53分)

望月慎太郎 18歳に屈し初戦敗退 (19時24分)

リベンジ果たしチャレンジャー4度目V (18時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsブランクリク (17時08分)

ワウリンカ 逆転負けで最年長Vならず (15時33分)

前週躍動の23歳らが自己最高位に (14時14分)

世界1位 ぶっちぎりトップ独走 (11時08分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時41分)

世界1位シナー 出場停止から復帰 (8時32分)

【動画】フォニーニ 最後のイタリア国際、試合終了の瞬間 (0時00分)

【動画】大坂なおみ 土壇場から逆転勝ち!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!