- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【コラム】2002全英が最初で最後のGSベスト4<2013引退シリーズ その5>

男子テニスで肩の怪我を理由に現役引退を表明した元世界ランク3位のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)。その翌日に引退を表明したのが元世界ランク19位のX・マリス(ベルギー)だった。

マリスの名が世界に広まったのが2002年のウィンブルドン。第27シードで臨んだマリスはグランドスラムのベスト4入りを果たし、その準決勝ではナルバンディアンにフルセットの接戦の末に敗れた。マリスにとって、これが最初で最後のグランドスラム4強入りとなった。

マリスは1998年にプロへ転向。同年2月にはアメリカのフィラデルフィア大会で予選を勝ち上がりATPツアー初の本戦へ。その1回戦では当時世界ランク1位だったP・サンプラス(アメリカ)と対戦し、6-4, 3-6, 5-7とサンプラスを苦しめる試合を披露し、その将来を大きく期待させた。

1999年にはトップ100入りに成功、その後も着実にランキングを上げていった。

そして、2002年には世界ランク31位でシーズンをスタートさせ、2月のメンフィス大会、3月のスコッツデール大会でベスト4入り。全仏オープンでも前年の全米オープンに次ぐ4回戦進出するなど、好調のままウィンブルドンへ臨んだ。

ウィンブルドンでは3回戦で当時世界ランク6位のY・カフェルニコフ(ロシア)を下すと、4回戦ではG・ルゼッドスキ(英国)、準々決勝では1996年チャンピオンのR・クライチェック(オランダ)も撃破、準決勝のナルバンディアン戦へと勝ち進んでいた。

その年の8月には自己最高位の19位を記録するなどトップ20入りにも成功し、世界のトップ選手の仲間入りを果たした。

そんなマリスが念願の初優勝を飾ったのが2005年のデルレイビーチ大会で、これはマリスがATPツアーの117大会目での栄冠だった。しかし、その後は怪我に泣かされるシーズンが続いた。

2006年には右肘を負傷。2007年は開幕戦のチェンナイ大会と2月のデルレイビーチ大会で優勝を飾るも、以降は手首の怪我でツアー離脱。2008年も右手首の怪我が続き、わずか5大会の出場となった。

怪我から回復したマリスは、2009年に再びトップ100入り。2010年にはトップ50へ返り咲くなど、本来のプレーを取り戻していった。だが、2007年以来となるタイトル獲得には至らなかった。

今年は開幕戦のオークランド大会、2月のサンノゼ大会でベスト8入り。6月にはオランダのシュヘルトヘンボッシュ大会でベスト4入りを果たすも、ウィンブルドン1回戦敗退から全米オープンの初戦敗退まで1勝5敗と勝ち星に恵まれなかった。

祖国ベルギーで行われたチャレンジャー大会の1回戦敗退後、テニス人生に終止符を打つ事を明かした。


【グザビエ・マリス 選手詳細】
プロ転向:1998年
キャリア通算成績:294勝274敗
自己最高ランク:19位(2002年)


■関連記事■

《2002全英4強の実力者、涙の引退表明》

《【コラム】ナルバンディアン、手に出来なかったGSタイトル<2013引退シリーズ その1>》

《【コラム】病や悲劇に負けなかったブレイクの壮絶なテニス人生<2013引退シリーズ その2>》

《【コラム】衝撃のウィンブルドン女王引退<2013引退シリーズ その4>》


■関連動画■

《2013年スーパープレー1位を発表!ATP男子ツアーマガジン Vol.198》

《2013年のスーパープレーベスト10を発表!ジョコビッチやナダルの驚異的なショットも!ATP男子ツアーマガジン Vol.198》

《ジョコビッチも唖然の完璧なドロップショットに観客が熱狂!ATP男子ツアーマガジン Vol.196》

(記事/弓削忠則)

(2013年12月19日12時24分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

5月7日

【1ポイント速報】西岡良仁vsラヨビッチ  (23時00分)

坂詰姫野ら 日本勢12名が初戦突破 (22時56分)

元世界9位フォニーニ 引退示唆 (21時55分)

大坂なおみ 快勝で初戦突破 (19時29分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエラーニ (18時00分)

「史上最悪の世界2位みたいに…」 (17時13分)

報道を否定「私は出場する」 (15時51分)

元世界2位 待望の出産後初白星 (10時02分)

5月6日

20歳 苦手クレーで初優勝 (20時53分)

望月慎太郎 18歳に屈し初戦敗退 (19時24分)

リベンジ果たしチャレンジャー4度目V (18時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsブランクリク (17時08分)

ワウリンカ 逆転負けで最年長Vならず (15時33分)

前週躍動の23歳らが自己最高位に (14時14分)

世界1位 ぶっちぎりトップ独走 (11時08分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時41分)

世界1位シナー 出場停止から復帰 (8時32分)

【動画】大坂なおみ 土壇場から逆転勝ち!勝利の瞬間! (0時00分)

5月5日

錦織圭 イタリア国際欠場、全仏OP黄信号 (20時55分)

大坂なおみ 初戦の相手決定 (20時34分)

ダニエル太郎 シードに屈し予選敗退 (19時29分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsハンフマン (17時11分)

内島萌夏、伊藤あおい 自己最高位更新 (10時59分)

大坂なおみ 前週Vで世界48位に (9時49分)

大坂なおみ 14年目で苦手クレー初V (8時49分)

ついにマスターズ制覇「待ち望んだ」 (8時13分)

【動画】大坂なおみ 快勝で初戦突破!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!