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アルカラス「言葉がない」

カルロスアルカラス
最年少優勝を果たしたカルロス・アルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は3日、シングルス決勝が行われ、第14シードのC・アルカラス(スペイン)が第6シードのC・ルード(ノルウェー)を7-5, 6-4で破り、同大会で史上最年少の優勝を飾った。試合後、アルカラスは「今の気持ちを言い表す言葉がない」と語った。

>>【動画】アルカラス、マイアミOP優勝の瞬間<<

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今大会、18歳のアルカラスと23歳のルードは、両者ともにATPマスターズ1000シリーズで初の決勝の舞台に進出。

両者は2度目の顔合わせで、アルカラスの1勝0敗。前回は2021年4月のエ二テク365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、レッドクレー、ATP250)準々決勝で対戦し、6-2, 6-4のストレート勝ちをおさめていた。

第1セット、ルードが第2ゲームでブレークに成功し、序盤で3ゲームを連取する。追う展開のアルカラスは第7ゲームでブレークバックに成功すると、第11ゲームでもブレークを奪い、先取する。

第2セット、勢いに乗るアルカラスは第1、第3ゲームでブレークを奪い、ゲームカウント3-0とする。ルードも1度ブレークバックをするも、アルカラスはこのまま1ブレークアップのリードを守りきり、18歳11ヶ月でマイアミ・オープンを史上最年少で制した。

男子プロテニス協会のATPは、公式サイトでアルカラスのコメントを掲載し、「今の気持ちを言い表す言葉がない」と語った。

「ここマイアミでマスターズ1000を初優勝できたことは、とても特別なことなんだ。僕には、信じられないようなチームがついているんだ。勝利とチームにとても満足しているよ」

「キャスパー(ルード)が信じられないようなプレーをしていることは知っていた。彼は素晴らしいフォアハンドを持っている。僕はまず彼のバックハンドにボールを集め、常に攻撃することを心がけていた」

「彼に試合を支配されないようにしたんだ。フォアハンドのダウン・ザ・ライン、バックハンドのダウン・ザ・ラインがキーになったよ」

これまでの同大会の最年少覇者は、2007年に19歳10ヶ月で優勝したN・ジョコビッチ(セルビア)。またアルカラスは、ATPマスターズ1000シリーズにおいて、M・チャン(アメリカ)(1990年・18歳5ヶ月)、R・ナダル(スペイン)(2005年・18歳10ヶ月)に次ぐ史上3番目に若いチャンピオンとなった。

なお、前日に行われた女子シングルス決勝では、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク77位の大坂なおみを6-4, 6-0のストレートで破り、大会初優勝をおさめた。




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(2022年4月4日4時42分)



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