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「僕より経験あるのはジョコだけ」

マレー
大会前に練習するマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク39位のA・マレー(イギリス)は1日、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で大会前の記者会見を行った。会見でマレーは今大会の抱負を語った。

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36歳のマレーは5月のエクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)と先月のレクサス・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、チャレンジャー)、ロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATPチャレンジャー)で優勝を飾るなど好調を維持。

その後のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)では初戦で第7シードのA・デ ミノー(オーストラリア)にストレートで敗れたものの「いい動きが出来ている」とプレーに自信を覗かせていた。

マレーは今回ウィンブルドンに3年連続15度目の出場。最高成績は2013年と2016年の優勝となっている。

1日に行われた大会前の記者会見でマレーは今大会の抱負を語った。

「結果の大半は自分のパフォーマンスにかかっている。ドローや状況、その他もろもろによって、いいプレーができなくても準々決勝に進むことは可能なんだ。もし僕が2回戦でノヴァーク(ジョコビッチ)と対戦して、5セットで負けたとしても、自分ができると思っているようなプレーができたのなら、大会が終わっても本当にがっかりすることはない」

「それが今大会で僕がしたいことなんだ。自分が満足できるレベルのプレーをしたい。これを達成するために、本当にいい状態だと感じている」

「僕にはこの大会での経験がある。ドローの中で僕よりここでプレーした経験のある選手は1人しかいない。それはノヴァークだ」

「自分の経験を活かしてそこから自信を得る必要がある。僕は世界最高のグラスコートプレーヤーの1人だと信じているし、体力的にもすごくいい感じなんだ。いい準備ができた。いい試合ができると思っているよ」

今大会のメインドローの中で、ジョコビッチに芝コートで勝利した経験があるのはマレーだけとなっている。そのマレーとジョコビッチは決勝まで対戦することはない。

マレーは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク267位のR・ペニストン(イギリス)と対戦する。

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(2023年7月2日17時05分)



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