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フォニーニ 第1シード撃破し13年ぶりV

ファビオ・フォニーニ
フォニーニ(BNLイタリア国際)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのフォルコンブリッジカップ(スペイン/バレンシア、レッドクレー、ATPチャレンジャー)は26日にシングルス決勝が行われ、第8シードのF・フォニーニ(イタリア)が第1シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を3-6, 7-6 (8-6), 7-6 (7-3)の逆転で破り、チャレンジャー大会で約13年ぶり7度目の優勝を飾った。

>>【動画】36歳フォニーニ、チャレンジャー大会13年ぶりVの瞬間<<

36歳のフォニーニは今季、ポイントを稼ぐことが出来ず世界ランキングでトップ100から陥落すると、一時は147位までランキングを落とした。それでも今月行われたモゼール・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)でベスト4に進出し復調の兆しみせ、今大会に臨んだ。

そして今大会も勝ち進んだフォニーニは準決勝で第3シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-4, 6-1のストレートで下し決勝進出を果たした。

第1シードのバウティスタ=アグとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、フォニーニは第3ゲームで先にブレークを果たしたものの、その後2度のブレークを許し先行される。

続く第2セット、フォニーニは第9ゲームでブレークされ相手のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなる第10ゲームを迎える。それでもフォニーニはマッチポイントを1度しのぎ土壇場でブレークバックを果たすと、タイブレークでもマッチポイントを1度しのぎ1セットオールに追いつく。

ファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合うと勝負は再びタイブレークまでもつれる。このタイブレークでは3度のミニブレークを果たしたフォニーニがチャンピオンシップポイントで長いラリーを制し、3時間11分の死闘の末にチャレンジャー大会7つ目のタイトルを掴み取った。

フォニーニがチャレンジャー大会で優勝を飾るのは2010年10月のサンティアゴ2(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATPチャレンジャー)以来 約13年ぶりのこととなった。




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(2023年11月27日12時59分)



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