国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ナダル惜敗で4強逃す、負傷に不安も

ナダル
敗れたナダル
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)は5日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は世界ランク55位のJ・トンプソン(オーストラリア)に7-5,6-7 (6-8), 3-6の3時間26分に及ぶ激闘の末に逆転で敗れ、ベスト4進出を逃した。ナダルはこの試合のファイナルセットで左脚を痛め、試合後には「少し怖い」と不安も口にした。

>>【動画】ナダルvsトンプソン 準々決勝ハイライト<<

>>ナダル、ルーネらブリスベン国際の組合せ<<

>>サバレンカ、ルバキナらブリスベン国際の組合せ<<

37歳のナダルは、昨年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を最後にツアーを離脱。

6月に左大腰筋の関節鏡手術を受けリハビリに励み、10月以降はコートで練習する様子を定期的に自身のSNSで公開してきた。そして12月に入り、ブリスベン国際で約1年ぶりにツアーに復帰することを発表した。

迎えた今大会の1回戦では、元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)をストレートで破りシングルスの復帰戦を白星で飾ると、2回戦もワイルドカードで出場した世界ランク102位のJ・クブラー(オーストラリア)をストレートで破り、復帰大会でベスト8進出を果たした。

そしてこの日の準々決勝、第1セットでナダルは第7ゲームで先にブレークを許したものの、直後の第8ゲームでブレークバックに成功。そのまま迎えた第12ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。

続く第2セット、両者キープを続ける展開となるも第10ゲームでナダルがマッチポイントを握る。しかしここでナダルがボレーをミスしトンプソンがこれをしのぐと、このセットはタイブレークに突入する。

タイブレークでもリードし先に2本のマッチポイントを握ったナダルだったが、トンプソンの粘り強いプレーにミスを誘われ追いつかれると、最後はグランドスマッシュを決められ1セットオールとなる。

ファイナルセット、復帰後初のフルセットマッチとなったナダルは徐々に劣勢となり第4ゲームで先にブレークを許す。さらに第5ゲーム終了後にナダルは左脚の上部を痛め、一時コートを離れ治療を受ける。治療中には苦悶の表情も見せていたナダルだったが、プレーを再開。しかし、挽回することはできず3時間26分の激闘の末に力尽きた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のナダルのコメントを掲載した。

「疲れたし、チャンスはたくさんあったからもちろんこの瞬間は悲しい。でも、彼(トンプソン)はいい試合をしたと思う。僕にとってはベストマッチではなかったけれど、勝つチャンスはたくさんあった。それはそれとして、こういうことはすべて受け入れる必要がある。1年も経てばいろいろなことが起こるのは当たり前のことだよ」

「毎日言っているように久しぶりの試合は難しい。今日は相手がいいプレーをして、1球多くプレーさせられた。プレーは悪くなかったけど、あと1球が足りなかった」

さらに怪我についても口にした。

「去年と同じような状態ではないのは確かで、去年はすぐに劇的な何かを感じた。今日は何も感じなかった。唯一の問題は、(怪我の)場所が同じだから、いつもより少し怖いということだ」

「数日間の努力と非常にタフな試合によって筋肉が過剰に使われたというだけだったら理想的だ。これは理想であって、今日起こりうるとわかっていたことでもある」

「僕はいつも言っているけど、数ヵ月後に戦えるようになることを目標にしているんだ」

今後の身体の様子をみていくとしたナダルは「この痛みが重大なものでないなら、とても前向きな1週間だった」と述べた。

ナダルは今後、14日に開幕する全豪オープンへの出場を予定している。

一方、勝利したトンプソンは準決勝で第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で同71位のR・ヒジカタ(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。




■関連ニュース

・元女王、出産からの復帰戦は黒星
・大坂 なおみ「母親になり人生変わった」
・燃え尽き症候群から復帰戦で勝利

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年1月6日9時36分)

その他のニュース

5月9日

元世界9位「もう終わり」別れ告げる (9時41分)

大坂なおみ「不戦勝だと思っていた」 (8時28分)

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

5月7日

【1ポイント速報】西岡良仁vsラヨビッチ  (23時00分)

坂詰姫野ら 日本勢12名が初戦突破 (22時56分)

元世界9位フォニーニ 引退示唆 (21時55分)

大坂なおみ 快勝で初戦突破 (19時29分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエラーニ (18時00分)

「史上最悪の世界2位みたいに…」 (17時13分)

報道を否定「私は出場する」 (15時51分)

元世界2位 待望の出産後初白星 (10時02分)

5月6日

20歳 苦手クレーで初優勝 (20時53分)

望月慎太郎 18歳に屈し初戦敗退 (19時24分)

リベンジ果たしチャレンジャー4度目V (18時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsブランクリク (17時08分)

ワウリンカ 逆転負けで最年長Vならず (15時33分)

前週躍動の23歳らが自己最高位に (14時14分)

世界1位 ぶっちぎりトップ独走 (11時08分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時41分)

世界1位シナー 出場停止から復帰 (8時32分)

【動画】フォニーニ 最後のイタリア国際、試合終了の瞬間 (0時00分)

【動画】大坂なおみ 土壇場から逆転勝ち!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!