国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

錦織 死闘制す「めちゃめちゃつらかった」

錦織圭
初戦を突破した錦織
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク74位の錦織圭が予選勝者で同106位のT・モンテイロ(ブラジル)を4-6, 6-7 (4-7), 7-5, 6-2, 6-3の逆転で下し、6年ぶり9度目の初戦突破を果たした。試合後の会見では「どう考えても相手の方が勝つにふさわしいところまでいっていた」「めちゃめちゃつらかった」と4時間を超えた死闘を振り返った。

>>【動画】錦織圭 大逆転で全豪OP初戦突破!4時間超え死闘に勝利した瞬間!<<

>>錦織 圭、西岡 良仁、ダニエル 太郎、大坂 なおみ、内島 萌夏、日比野 菜緒ら全豪オープン組合せ<<

>>錦織 圭 2回戦 1ポイント速報<<

35歳で元世界ランク4位の錦織が同大会に出場するのは4年ぶり11度目。過去4度ベスト8に進出している。

2025年シーズン開幕戦の中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)に出場し準優勝を飾った錦織は、6日に更新されたATP世界ランキングで順位を32上げ74位とし、約2年7ヵ月ぶりにトップ100に返り咲いて今大会を迎えた。

30歳のモンテイロとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、第5ゲームでミスが重なりブレークポイントを握られると、最後は相手のドロップショットに揺さぶられ先にブレークを許す。錦織はその後ブレークバックを果たせず、先行される。

続く第2セット、両者キープを重ね迎えた終盤の第12ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを2本握るもこれをものにできず。タイブレークで錦織は痛恨のスマッシュミスを犯すなどしてモンテイロに2度のミニブレークを許し、このセットも落として崖っぷちに立たされる。

第3セット、後がなくなった錦織は第1ゲームで7度のブレークポイントを握るも、これを全てしのがれる。第10ゲームでは相手に2本のマッチポイントを握られたがこれをしのぐと、直後の第11ゲームでこの試合初のブレークに成功。錦織は第12ゲームをキープし1セットを返す。

第4セット、錦織は第3ゲームでブレークポイントを握ると、最後はフォアハンドのウィナーを決め先にブレークを果たす。第5ゲームでもブレークを奪うと、このゲーム終了後にモンテイロが左脚の治療のためにメディカルタイムアウトを取得。試合再開後も錦織は流れを渡さずキープを続け、2セットダウンの状況から2セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、錦織は第3ゲームでブレークポイントを握ると、鋭いリターンでモンテイロのミスを誘い先にブレークに成功。このリードを最後まで守り切り、大逆転で4時間を超える死闘を制した。

錦織が全豪オープンで初戦突破を果たすのは2019年以来6年ぶり9度目。試合後の会見では「完全に負けたなと思っていて、マッポ(マッチポイント)までいくとというところで。彼がめちゃくちゃ押していたので、どう考えても相手の方が勝つにふさわしいところまでいっていたかなと思います。一応集中はもちろんしていましたけど、ほぼあの3セット目の最後は諦めていました」と振り返った。

「今日は彼(モンテイロ)のサーブに尽きます。すごい良かったです。ストローク戦だとどちらかといえば分は良かったと思うので、チャンスはなかったわけではないんですけど、どこかサーブで凌がれたり。あとはリターンが全然合わなくて、それが1、2セットどうにもできなかった原因ですね。それが3セット目中盤くらいからやっとファーストサーブの確率が落ちてくれて、セカンドサービスから攻めるスタイルに変えてみたらそれが良かったので、3から4セット目くらいまででリターンミスがかなり減って、攻められるようになりました。サーブがこんな強かったんだっていう。そこまでビッグサーバーだと思っていなかったです。なのでより自分にイライラが溜まってしまって。どうしたらいいかわからない1、2セット目でした」

「4セット目に入ってから相手のファースト(サーブ)が入らなくなってくれたのはかなり自分のやる気を出させてくれました。やっとリターンが合ってきたので『イケるな』『ちゃんとやれば勝てるな』というのはありました」

また、第3セット終盤のブレークの場面では、ラケットを頭上に投げキャッチするなど、勝利を決めたときのようなリアクションをした錦織。初のブレークをとったときの心境についても明かした。

「めちゃめちゃつらかったですね。ブレークチャンスもあったのに取れなかったところと、かなり自分のなかにイライラ溜まっていたのでやっと取れたと。『やっとか』という感じです」

死闘を潜り抜けた錦織は2回戦で第12シードのT・ポール(アメリカ)と世界ランク64位のC・オコネル(オーストラリア)の勝者と対戦する。

[PR]本日、錦織1回戦に登場!全豪オープンテニス
WOWOWオンデマンドでは全コート・全試合ライブ配信!


■WOWOWオンデマンドはこちら>


【最大50%OFF】テニスウエア&シューズ
■ディアドラ SALE開催中>


■関連ニュース

・錦織 圭「あの2人はレベル違う」
・ジョコとアルカラス 準々決勝で対戦か
・錦織 圭 全豪OP初戦は世界106位に決定

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2025年1月12日17時37分)

その他のニュース

5月9日

大坂なおみ「不戦勝だと思っていた」 (8時28分)

5月8日

野口莉央と高橋悠介 8強入り (22時29分)

35歳 ベテラン秋田史帆が8強 (21時30分)

大坂なおみ 緊急事態乗り越え逆転勝ち (20時00分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsゴルビッチ (18時00分)

大坂なおみ 2回戦の相手の詳細 (16時45分)

大坂なおみに敗れシングルス引退発表 (15時37分)

ルード、復帰のシナーを歓迎 (14時30分)

メド「クレーは無い方がいいが...」 (13時18分)

マスターズデビュー戦で対トップ50初勝利 (10時30分)

大坂なおみ「クレーは筋力が重要」 (7時55分)

内島萌夏 世界63位に完敗 (1時46分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsリス (0時37分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (0時29分)

5月7日

【1ポイント速報】西岡良仁vsラヨビッチ  (23時00分)

坂詰姫野ら 日本勢12名が初戦突破 (22時56分)

元世界9位フォニーニ 引退示唆 (21時55分)

大坂なおみ 快勝で初戦突破 (19時29分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsエラーニ (18時00分)

「史上最悪の世界2位みたいに…」 (17時13分)

報道を否定「私は出場する」 (15時51分)

元世界2位 待望の出産後初白星 (10時02分)

5月6日

20歳 苦手クレーで初優勝 (20時53分)

望月慎太郎 18歳に屈し初戦敗退 (19時24分)

リベンジ果たしチャレンジャー4度目V (18時40分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsブランクリク (17時08分)

ワウリンカ 逆転負けで最年長Vならず (15時33分)

前週躍動の23歳らが自己最高位に (14時14分)

世界1位 ぶっちぎりトップ独走 (11時08分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時41分)

世界1位シナー 出場停止から復帰 (8時32分)

【動画】大坂なおみ 土壇場から逆転勝ち!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!