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史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝

左からカラベリとファリア
左からファリアとカラベリ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で21日に、世界ランク91位のC・カラベリ(アルゼンチン)と同107位のJ・ファリア(ポルトガル)の準々決勝が行われる。これは1990年にATPツアーが創設されて以降、史上2度目となるラッキールーザー同士によるツアー大会の準々決勝となる。

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ラッキールーザーとは、本戦に欠場者が出た場合に予選決勝で敗れた選手が本戦に出場できる制度。

25歳のカラベリは予選決勝で世界ランク139位のT・バリオスベラ(チリ)に逆転で敗れるも、ラッキールーザーで本戦入りを決め、1回戦で第7シードのP・マルティネス(スペイン)、2回戦で同97位のD・ジュムホール(ボスニア)を下し、ツアー大会で初の8強入りを決めた。

一方、21歳のファリアは予選決勝で世界ランク127位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)に逆転で敗れるも、こちらもラッキールーザーで本戦入りし、1回戦で予選勝者のバリオスベラ、2回戦で同55位のJ・ムナル(スペイン)を下し、ツアー大会で初の準々決勝に駒を進めた。

なお、初めて「ラッキールーザー同士の準々決勝」が実現したのは、2021年のバイキング国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で、M・パーセル(オーストラリア)A・セッピ(イタリア)の対決だった。

カラベリとファリアの勝者はツアー大会初のベスト4進出を果たし、準決勝では第5シードのS・バエス(アルゼンチン)と予選勝者で世界ランク125位のツェン・チュンシン(台湾)の勝者と対戦する。


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