女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク48位の
大坂なおみがワイルドカード(主催者推薦)で出場した同177位の
S・エラーニ(イタリア)に6-2, 6-3のストレートで快勝し、2年連続4度目の初戦突破を果たした。試合後、大坂は「以前は気づいていませんでしたが、クレーでは筋力がとても重要だと感じています」と語った。
>>大坂 なおみvsバドサ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみら BNLイタリア国際組合せ<<>>シナーら BNLイタリア国際組合せ<<27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年のベスト8となっている。
2014年の同大会の準優勝者である38歳で元世界ランク5位のエラーニとの顔合わせとなった1回戦、大坂は2度のブレークを許したものの、40本を超えるウィナーを決めるなどストローク戦で優位に立ち、リターンゲームでは5度のブレークに成功。1時間19分で勝利を収め、2年連続4度目の2回戦進出を果たした。
大会公式サイトには大坂のコメントが掲載されている。
「サラ(エラーニ)は本当に素晴らしい選手ですし、彼女はイタリア出身なので2セットで終わらせることができて本当に嬉しいです」
「今年のクレーシーズンが違うのは、たくさん勝ち星を挙げてこのシーズンに入っているからだと思います。もちろん、今はクレーでもかなり快適にプレーできていますが、それは昨年の経験から来ている部分もあります。昨年、クレーで本当に良い試合を何度か経験できたのはラッキーでした。そのことを思い出しながら、サン・マロや今回の試合に臨んでいます。それらすべてが積み重なっているのだと思います」
「以前は気づいていませんでしたが、クレーでは筋力がとても重要だと感じています。コーナーに走って踏み込むには、本当にたくさんの筋肉が必要なんです。今年はそこに重点を置いて取り組んでいて、それがうまくいっていると思います。今日の試合でも、脚の筋肉を使って良いショットがたくさん打てました。これからもこの調子で進んでいきたいと思っています。ローランギャロスでどうなるか楽しみにしていて下さい」
なお、大坂は2回戦で第9シードの
P・バドサ(スペイン)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、バドサはこの試合が初戦となる。
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