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プレー拒否&ラケット投げ 大暴れも4強

ムーテ(全豪OP)
ムーテ(全豪OP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は26日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク83位のC・ムーテ(フランス)が同67位のL・ティエン(アメリカ)を6-2, 7-5のストレートで下し初のベスト4進出を果たした。この試合ではムーテが猛抗議によりプレーを拒否したり、ラケットを投げつけ感情を爆発させる場面があった。

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26歳のムーテが同大会に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク52位のP・マルティネス(スペイン)、2回戦で第8シードのD・アルトマイヤー(ドイツ)を下し準々決勝に駒を進めた。

一方、19歳のティエンは2回戦で第1シードのB・シェルトン(アメリカ)をストレートで下し準々決勝に進出した。

準々決勝の第1セット、ムーテは第4ゲームと第8ゲームでブレークに成功し先行する。

続く第2セット、ムーテは第1ゲームでボレーを放った際にそのまま倒れ込みネットに触れ、主審はティエンにポイントを与えた。これにムーテは猛抗議。ルールではボールが相手コートで2バウンドする前にネットに触れてはならないことになっているが、ムーテはこれに納得がいかずプレーを拒否。試合は一時s中断したが、判定は変わることなく試合は再開し、このゲームはムーテがキープした。

その後、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームで、ムーテはマッチポイント逃し相手にキープされると、ラケットを投げつけ感情をあらわにした。

それでも、第12ゲームで2度目のブレークに成功したムーテはベスト4進出を果たした。

大荒れ模様だったムーテは、過去にも激しくラケットを破壊したり、観客に苛立ちプレーを拒否したり、対戦相手と口論するなど、コート上でしばしば騒動を起こす選手として知られている。

勝利したムーテは準決勝で、第3シードのA・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。ミケルセンは準々決勝で第7シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を下しての勝ち上がり。


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(2025年6月27日11時15分)



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