男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は10日、世界ランク19位の
J・メンシク(チェコ)が健康上の理由で欠場し、代わりに同187位の
J・エンゲル(ドイツ)が出場することを発表した。
>>【一覧】望月 慎太郎、アルカラス、シナーら 全豪OP出場予定選手<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は17日から21日にかけて開催され、20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位8選手が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチで、2017年から新型コロナウイルスの影響を受けた2020年を除き過去7度開催されている。
初代チャンピオンは
チョン・ヒョン(韓国)で、以降は
S・チチパス(ギリシャ)、
J・シナー(イタリア)、
C・アルカラス(スペイン)、
B・ナカシマ(アメリカ)、
H・メジェドビッチ(セルビア)、昨年は
J・フォンセカ(ブラジル)が優勝している。
20歳のメンシクは3月に開催されたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」初の決勝進出を果たすと、決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)を破りツアー初優勝を達成するなどシーズンを通して活躍を見せた。
メンシクは同大会への出場をかけた「Race to Jeddah」で1位となっていたが、今回大会公式サイトで健康上の理由により欠場することが発表された。なお、2位につけていた昨年王者で世界ランク24位のフォンセカも負傷により欠場することがすでに発表されている。
そして今回、メンシクの欠場により18歳のエンゲルが初出場することも同時に発表された。
エンゲルは今季6月、母国で開催されたボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)でベスト8進出を果たし注目を集めた。さらに、10月に開催されたハンブルク レディース&ジェンツ カップ(ドイツ/ハンブルク、ハード、ATPチャンレンジャー)でチャレンジャー大会初制覇を成し遂げ「Race to Jeddah」では11位につけていた。
なお「Race to Jeddah」で10位につけていた世界ランク185位の
坂本怜は、先月行われ優勝を飾った横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2025 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)で今季を終了しており、今大会への参加は見送る形となった。
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