男子プロテニス協会のATPは14日に公式サイトを更新し、世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)が3つのサーフェスのうちクレーコートと芝コートで今季の最高勝率を記録したと報じた。
>>【一覧】望月 慎太郎、アルカラス、シナーら 全豪OP出場予定選手<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<22歳のアルカラスは今季、71勝9敗の好成績を残し、キャリア最多となるシーズン8タイトルを獲得。11月の最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)では準優勝を飾り、3年ぶり2度目の年間世界ランク1位の座に輝いた。
サーフェス別に見ると、アルカラスはクレーコートで22勝1敗を記録し、勝率95.7パーセントで今季トップの成績を残した。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では
J・シナー(イタリア)との5時間29分に及ぶ同大会史上最長の決勝を制し、オープン化以降では史上8人目となる大会2連覇を成し遂げた。
アルカラスは芝コートでも高い安定感を誇り、11勝1敗で勝率は91.7パーセントを記録。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では3年連続となる決勝進出を果たした。決勝ではシナーに敗れたものの、芝での勝率も全選手中トップだった。
一方、ハードコートではシナーが勝率92.9パーセントで今季1位となり、史上最も低い世界ランキングでATPマスターズ1000を制した
V・バチェロット(モナコ)が勝率85.7パーセントで2位に。アルカラスは勝率84.4パーセントで3位となったが、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む4つのタイトルを獲得し、ハードコートでもツアー屈指の成績を残した。
【クレーコート勝率 上位3選手】
アルカラス:95.7パーセント
シナー:84.6パーセント
L・ムセッティ(イタリア):82.6パーセント
【芝コート勝率 上位3選手】
アルカラス:91.7パーセント
シナー:88.9パーセント
T・フリッツ(アメリカ):86.7パーセント
【ハードコート勝率 上位3選手】
シナー:92.9パーセント
バチェロット:85.7パーセント
アルカラス:84.4パーセント
全てのサーフェスで安定した結果を残したアルカラスは、今季もツアーを通じて高い存在感を示した。
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