男子テニスで世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)は17日に自身のSNSを更新し、
J・C・フェレーロ(スペイン)とのコーチ契約を終了すると発表した。
>>【連続写真】威力抜群!アルカラスのフォアハンドの打ち方!<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<22歳のアルカラスは2018年に元世界ランク1位のフェレーロをコーチに迎えると、その後6度の四大大会を含む24度のツアー優勝を達成。2022年9月には19歳にして史上最年少で世界ランク1位に到達した。
そのアルカラスはこの日、自身のインスタグラムを更新し、フェレーロとの7年間に及んだコーチ契約を解消すると発表した。
「この投稿を書くのはとても辛いです。7年以上をともに過ごした後、ファンキ(フェレーロ)と僕はコーチと選手としての時間を終えることにしました。幼い頃からの夢を実現してくれてありがとうございます。まだ少年だった頃からこの道を歩み始め、コート内外であなたはこれまでずっと僕とともに素晴らしい旅を続けてくれました。あなたと歩んできた道のりの1つ1つが、本当に楽しかったです」
「僕たちは頂点に到達しました。僕たちのスポーツの道が分かれるのであれば、それは僕たちが常に目指し、到達しようと切望してきた場所からであるべきだと思います。思い出はあまりにも多く、1つだけを選ぶのは難しいでしょう。あなたは僕をアスリートとして、そして何よりも人間として成長させてくれました。僕が最も大切にしているのは、そのプロセスを楽しんだことです。ともに歩んできた道のりを、僕は決して忘れません」
「今は僕たち2人にとって変化の時であり、新たな冒険、新たなプロジェクトが待ち受けています。しかし、これまで通り僕たちは正しい方法で最善を尽くし、それらに向き合えると確信しています。常に前進しています。心からあなたのこれからの成功をお祈りしています。僕たちは常に全力を尽くし、お互いすべてを捧げてきたと言えることを嬉しく思います」
同日にはフェレーロも自身のインスタグラムを更新し、別れを惜しんだ。
「今日は辛い日です。適切な言葉を見つけることが難しいです。別れを告げるのは決して容易なことではありません。特にその背景には多くの共通の経験があるからです。僕たちは懸命に努力し、ともに成長し、忘れられない瞬間を共有してきました。一緒に過ごした時間、信頼、学び、そして何よりもこの道のりで僕を取り囲んでくれた人々に感謝します」
「笑い、乗り越えた困難、会話、困難な時に支えてくれたこと、そして本当に特別な何かの一部になれたという満足感。これらは全て僕の人生の重要な章の終わりを告げるものです。懐かしさと、これからの未来への誇りと興奮とともに、この章を閉じます。これまでの全てが僕をより良くするための準備を整えてくれたと確信しています」
「カルロス(アルカラス)、信頼と努力、そしてあなたの競技スタイルが僕を特別な存在にしてくれたことに感謝します。仕事でもプライベートでも、今後のご活躍をお祈りしています。また、長年にわたり僕の仕事を楽にしてくれたチーム全員にも感謝します。仕事とは単に課題や結果を出すことではなく、ともに歩む人々と一緒にあることだということを学びました。皆さん1人1人が僕に忘れられない影響を与えてくれました」
「困難を乗り越え、僕たちは素晴らしいチームであり続けてきました。そして、皆さんがこれからも素晴らしい成功を収めることを確信しています。僕も続けたかったです。良い思い出と良い人たちは、必ずまた繋がると信じています。心から感謝します」
フェレーロは今月11日に今年の年間最優秀コーチ賞を同じくアルカラスのコーチを務めるサミュエル・ロペスとともに受賞したばかりで、この発表はまさに青天の霹靂。
アルカラスが名将フェレーロとの7年間の師弟関係に終止符を打ったことでテニス界には衝撃が走っている。
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